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私のお気に入り 《11》  Reggae!  

 My Favolite 10 でジミー・クリフを紹介しましたが、そうなりますとジミー・クリフと共にレゲエ・ミュージックをグローバルなものにしたボブ・マーリー = Bob Marleyを紹介せねばなりません。ジャマイカは旧イギリス領で南米でも珍しい公用語が英語である国です。ボブはイギリス海軍大尉とジャマイカ女性との間に生まれました。両親はボブが誕生してすぐに別れ、父親からの仕送りで母親に育てられていましたが、彼が10歳の時に父が亡くなり、仕送りも途絶えてしまいました。母は職を求めてキングストンのスラム街に移り住み、ボブを育てました。その貧しいスラム街はトレンチタウンと呼ばれ、そこでレゲエが生まれることになります。レゲエミュージックの父と云うべきジョー・ヒッグスがジミー・クリフ、ボブ・マーリーらに音楽を教えたのが始まりだったのです。後にソロミュージシャンとしても有名になるバニー・ウェイラー、ピーター・トッシュと共にウェイラーズを結成し、音楽活動を始めました。1972年にイギリスのアイランドレコードと契約し、メジャーデビューすることになります。1973年にリリースされたアルバム"バーニン = Burnin"に収録された"アイ・ショット・ザ・シェリフ = I Shot the Sheriff"をエリック・クラプトンがカバーし、全米ビルボードチャート1位をとなったことがボブ・マーリーの名を世界に知らしめることになりました。
 そしてまずミュージック・ビデオとして取り上げたいのはボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの1977年のアルバム"Exodus = エクソダス"に収録された"ワン・ラブ = One Love"です。このビデオはボブ・マーリーが1981年に36歳という若さで亡くなってから後、1984年にマーリーの生前の映像とロンドンを歩く少年の映像を軸に、ポール・マッカートニーなどの出演によって制作されたものです。

Bob Marley - One Love (Clip Officiel)
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 次に紹介したいのは1973年にリリースされたアルバム"Catch a Fire = キャッチ・ア・ファイア"に収録された"Stir it up"です。この翌年にウェイラーズのオリジナルメンバーであるバニー・ウェイラーとピーター・トッシュが脱退してしまいますので、3人が共演しているラストになります。ビデオでの前面中央がボブ・マーリー、左がピーター・トッシュ、右がバニー・ウェイラーです。

Bob Marley - Stir it up

 

 

 3曲目は1974年にリリースされたアルバム"ナッティ・ドレッド = Natty Dread"から"No woman no cry"です。このアルバムよりバニー・ウェイラーとピーター・トッシュの脱退にともないバックボーカルを"ジ・アイスリーズ(ジュディ・モワット、マーシャ・グリフィス、リタ・マーリー)"が担当することになります。ちなみにリタ・マーリーはその名の通り、ボブ・マーリーの奥様であります。またジュディ・モワット、マーシャ・グリフィス共にソロとしても素晴らしい実力と実績を残しているミュージシャンです。ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズは1979年4月に来日公演を行っていますが、私は4月10日の中野サンプラザでのコンサートに行くことが出来ました。当時は中野に住んでいたのでアパートから歩いてボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのコンサートに行けることが信じられないような思いでした。当日会場で中学時代の同級生であった尾崎君とばったり会ってお互いにびっくりしたのを覚えています。

No woman no cry - Bob Marley (LYRICS/LETRA) (Reggae)

 

 

 エリック・クラプトンの"I Shot The Sheriff"のライブは年代ごとに数多くあるのですが、2010年、シカゴでのライブが音、映像ともに良いのでピックアップしたいと思います。

Eric Clapton - I Shot The Sheriff (Live)

 

 

 そしてBob Marley & The Wailersの1980年のヨーロッパツアーのライブから"I Shot The Sheriff"です。翌年1981年5月に36歳でボブ・マーリーが亡くなってしまいますので、これが最期のライブツアーとなったものです。実は彼の死因は悪性の腫瘍だったのですが、このライブの時にも病状は進行してしていたのでした。最終的な死因は脳腫瘍と癌の肺への転移によるものだったそうです。

Bob Marley - I Shot The Sheriff (Uprising Live!)

 

 

 サード・ワールド = Third Worldを知ったのは、とある輸入レコード屋さんに立ち寄ってレゲエコーナーを見ていたら、素朴な感じのイラストのジAddisャケットで"Third World"というバンド名のレコードが目に止まったことからでした。なんか土着的なレゲエなのかなぁと思っていたのですが、いざ聞いてみたら演奏がとても洗練されていて、その頃はやっていたフュージョン・ミュージックのようなハイレベルなものでした。そして歌詞の内容はラスタファリズムに根ざしたものだと理解できるものでした。その後、次々にサード・ワールドのアルバムを収集するようになり、すっかりファンとなってしまったのです。"Now that we found love"は1978年にリリースされたサード・ワールドのアルバムである"Journey to Addis"に収録されている曲です。

Third World - Now that we found love 1978

 

 

 カリフォルニアで開催される音楽フェスティバルである"レゲエ・オン・ザ・リバー = Reggae On The River"に出演したサード・ワールドの素晴らしいライブです。前の曲は初期メンバーの若い頃の彼らですが、こちらは後期メンバーによる円熟の域に達した演奏です。リズムセクションが最高!

Third World - 96 Degrees In The Shade (Live at Reggae On The River)

 

 

 エリック・クラプトンがレゲエを取り上げたことがレゲエミュージックを世界に広めるきっかけとなりましたが、もう一人の貢献者がいます。ポール・サイモンです。サイモン&ガーファンクルは1970年発表のアルバム"明日に架ける橋 = Bridge Over Troubled Water"の発表後に解散のような形になり、それぞれのソロ活動になっていくのですが、ポール・サイモンはこの頃ジミー・クリフの代表曲である"Wonderful World, Beautiful People"などに非常に惹かれていたそうです。ポール・サイモン個人としての大ヒット曲"母と子の絆 = Mother and Child Reunion"ではジャマイカでレゲエミュージシャンをバックにして制作した曲でした。多分、この曲あたりが日本ではじめてレゲエのリズムを知らしめたものだと思います。

"Mother and Child Reunion" PAUL SIMON 1972

 

 

 1969年に発表されたアルバム"Jimmy Cliff"からシングルカットされヒットした曲です。ジミー・クリフの歌声は力強く、ポジティブですね。

Jimmy Cliff - Wonderful world,beautiful people (HQ)

 

 

 レゲエ特集みたいになってしまいましたが、ここでMonaLisa Twinsに戻り、新しいビデオを2本続けて紹介したいと思います。1曲目は2018年10月にリリースされたアルバム"MonaLisa Twins play Beatles &vol3 more Vol.3"に収録されているラヴィン・スプーンフルのヒット曲である"Did You Ever Have To Make Up Your Mind"のカバーですが、なんとラヴィン・スプーンフルのメンバーでありこの曲の作曲者でありリードボーカルをとったジョン・セバスチャン氏本人が歌ってMonaとLisaが交互に合唱するという素敵なビデオとなっています。
 ビデオのラストにはシルクハットと蝶ネクタイの怪人に扮したパパ・ルディ(ルドルフお父さん)が登場します。

Did You Ever Have To Make Up Your Mind - MonaLisa Twins ft. John Sebastian

 

 

 そしてもう1曲は2018年10月にリリースされたアルバム"MonaLisa Twins play Beatles &vol3 more Vol.2"に収録されている"Baby Mine"は、1941年のディズニーのアニメ映画「ダンボ」の中で歌われた曲ですが、現在日本でも上映中の新「ダンボ」にちなんではMonaLisa Twinsがカバーしたものです。二人ともそのダンボのTシャツを着ていますね。映画はディズニーと『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートン監督が実写とCGにより制作したものです。
 こちらのビデオではラストの方にママ・ミカエラ(ミカエラお母さん)が登場します。

Baby Mine - MonaLisa Twins (Dumbo Soundtrack 60's Style Rock 'n' Roll Cover)

 

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My Favorite 12 へ続きます。

 

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