5月も半ば近くになり関東地方では30度越えという真夏日となった11日にベリーホットなライブビデオが公開されました。1964年にビートルズ6枚目のシングルとしてリリースされた"ユー・キャント・ドゥ・ザット(You Can't Do That)"です。リードボーカルはジョン・レノンですから実質的にジョンのオリジナルで、ポールとジョージがコーラスをつけています。今回のMonaLisa Twinsのライブはリバプール、キャバーンクラブでのライブです。リードボーカルはMonaで、Lisaがコーラスをつけています。現在のキャバーンクラブはビートルズがデビュー前に出演していたクラブが1973年頃閉店し、10年後に再建されたものです。
ビートルズ1964年のライブです。
6月の半ばに新しいミュージック・ビデオが公開されました。1970年にキンクス=Kinksが発表した曲、"ローラ=Lola"のカバーです。The Kinksは、イギリスのロックバンドで、1964年にレイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィスの兄弟によって結成されました。キンクスの大ヒット曲と言えば"ユー・リアリー・ガット・ミー=You Really Got Me"ですがMonaLisa Twinsのアルバム"MonaLisa Twins play Beatles & more Vol. 3"の4曲目に収録されています。今回のビデオではMona & Lisaは大好きな曲をノリノリで演奏していますね。パパ・ルディがベースとキーボード、モナがドラムとギター、リザがギターと子供の頃からのスタンダードな楽器担当で、モナとリザがボーカルをとっています。
ザ・キンクスの原曲です。
6月の終わりを迎える頃、素敵なニュースと共にビデオが公開されました。Bob Dylanが1964年にリリースしたアルバム"Another Side of Bob Dylan"に収録された"It Ain't Me Babe"です。邦題は"悲しきベイブ"でした。さて、素敵なニュースとはこれまでMLTクラブで発表したすべてのDuoセッションの録音に加えて、いくつかの新しい録音をまとめたニューアルバムが発売された事です。タイトルは"MLT Club Duo Sessions"です。このサイトでも紹介してきたYouTubeでの発表曲も含めた全15曲のCDアルバムとなっています。私の大好きなジョニ・ミッチェルの"Both Sides, Now"も含まれているので嬉しくなってしまいます。ところでYouTubeでセッションのビデオが公開される度にMonaとLisaの髪型が変わっているのですね。今回は二人とも髪を編み込んだスタイルになっています。それにしても二人とも美人です。
ボブ・ディランの原曲です。
新しいビデオが公開されました。キャバーンクラブでのライブ演奏でモンキーズの"I'm A Believer"です。The Monkeesは1964年というビートルズが世界を席巻していた頃、アメリカでもスターグループを生み出そうということでオーディションでメンバーを集め、日本でのジャニーズ的なアイドルグループをメディアの力によって売り出そうとしたものです。それはテレビのゴールデンタイムに『ザ・モンキーズ・ショー』という30分番組でコントと楽曲を織り交ぜた放送でヒット曲を生み出そうとしたものでした。所詮ビートルズに及ぶはずもありませんが、当時のアメリカでのトップクラスのプロデューサー、アレンジャー、ミュージシャンのサポートにより全世界的に売り出すことが出来たのでした。たしか中学生のころだったと思いますが、日本語吹き替えによる『ザ・モンキーズ・ショー』をテレビで見ていましたが、ビートルズとのレベルがありすぎるのにテレビで毎週放送されると女子達が夢中になるものかと、世間というものを分かったような気がしたものです。ヒット曲『デイ・ドリーム・ビリーヴァー』は4週連続全米1位を記録したものですが、作詞・作曲は、元キングストン・トリオのジョン・スチュワートであったように幸運がモンキーズブームを作りだしたのでした。ちなみにリードボーカルはデイビー・ジョーンズという名のいかにもジャニーズ的なアイドル顔の男子でしたが、当時、同じく本名のディヴィー・ジョーンズという名でデビューしていたのがデビッド・ボウイでした。彼はモンキーズのディヴィー・ジョーンズと同名であることを嫌いデビッド・ボウイ(David Bowie)と改名したのでした。
そしてニューアルバムが11月8日に発売されることが発表されました。キャバーンクラブでのライブ演奏全28曲を2枚組CDに収めたものです。今回掲載された"I'm A Believer"も収録曲です。
ザ・モンキーズの原曲です。
前回にひき続きキャバーンクラブでのライブ演奏ビデオが公開されました。原曲はアメリカの女性コーラスグループであるマーヴェレッツ=The Marvelettesが1961年にリリースしたデビュー曲"プリーズ・ミスター・ポストマン=Please Mr. Postman"です。ビートルズによるカバーは1963年に発売されたオリジナルアルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』に収録されています。こちらの題名は"Please Mister Postman"で、Mr.を短縮形にしてありませんでした。また1974年にはカーペンターズによるカバーバージョンが発表され、ミリオンセラーとなりました。今回のMonaLisa Twinsによるライブ演奏ではThe Marvelettesのカバーとなっていますが、ドラムソロ、ベースソロを交えエキサイティングな構成となっています。
マーヴェレッツの原曲です。
ビートルズのライブ版"Please Mister Postman"です。
ついでと言っては何ですが、カーペンターズ版もどうぞ。
12月に入り新しいミュージックビデオが公開されました。"Walking In The Air"(ウォーキング・イン・ジ・エアー)です。この曲は、イギリスのテレビアニメ"The Snowman"(スノーマン)の挿入歌としてハワード・ブレイクが作詞・作曲したものです。MonaLisa Twinsがカバーしたこの曲は昨年末にリリースされた彼女たちのアルバム"CHRISTMAS"の8曲目に収録されています。今回はファンタスティックな映像と共に新たにミュージックビデオとして見せてくれました。我が家では最近パナソニック、ビエラの55インチ4Kテレビを購入し、YouTubeも大画面の高精細画面で見られるようになったのでこのビデオも思わず引き込まれてしまうような迫力でした。また音声も最新音響技術である「Dolby Atmos」を搭載しているので非常にクリアで広がりのある音響を味わうことが出来ます。テレビ本体の他、4K放送受信の為のアンテナや接続工事などに費用がかかりましたが、買って良かったと思います。
年末を迎えMLT Club Duo Sessionからビデオが公開されました。"Sweet Lorraine"です。この曲はMonaLisa Twinsのオリジナルアルバムである"ORANGE"の9曲目に収録されたものですが、今回のテイクはアコースティックバージョンです。Monaがリードヴォーカル、Lisaがコーラスを担当しています。ギターを弾きながらの彼女たちの演奏にはとても癒されます。とても良いと思います。それにしてもMonaの髪型がビデオに登場するたびに変わっていくのですが、今回はクルクル巻きのカールになっています。Lisaは基本的にレッドのロングヘアーのアレンジですが、二人ともおしゃれだと思います。素敵なクリスマスプレゼントのデュオセッションでした。