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私のお気に入り 《12》  MonaLisa Twins play Beatles & more

 2014年にリリースされた"MonaLisa Twins play Beatles & more"の特集にしたいと思います。全15曲のリストは以下の通りです。
1.Revolution (The Beatles Cover)
2.Friday On My Mind (Easybeats Cover)
3.Johnny B. Goode (Chuck Berry Cover)
4.This Boy (The Beatles Cover)
5.In My Life (The Beatles Cover)
6.Blackbird (The Beatles Cover)
7.For What It's Worth (Buffalo Springfield Cover)
8.Drive My Car (The Beatles Cover)
9.Can't Buy Me Love (The Beatles Cover)
10.While My Guitar Gently Weeps (The Beatles Cover)
11.God Only Knows (The Beach Boys Cover)
12.People Are Strange (The Doors Cover)
13.Day Tripper (The Beatles Cover)
14.The Last Time (The Rolling Stones Cover)
15.Mercedes Benz (Janis Joplin Cover)
 それぞれの曲に入る前にまずは"アルバム・テイラー"のビデオをご覧ください。

"MonaLisa Twins play Beatles & more" - Album Trailer

 

 

 1曲目はビートルズの"Revolution"です。Lisaの強烈なギターのイントロからMonaのリードボーカルに繋がります。Monaは13歳の頃、ファーストライブで"Twist And Shout"をドラムを叩きながらリードボーカルを披露しましたが、シャウト系と言えばMonaの出番なのでしょうか。

Revolution - MonaLisa Twins (The Beatles Cover) live!

 

 

 2曲目はオーストラリア出身のジ・イージー・ビーツの大ヒット曲"フライデイ・オン・マイ・マインド"です。"バンドの中心メンバーであるジョージ・ヤングはイギリス、スコットランドの出身ですが、一家でオーストラリアのシドニーに移住し、高校時代から音楽活動を始めたそうです。彼の作曲した"Friday on my Mind"は後にデヴィッド・ボウイもアルバム"ピンナップス"の中でカヴァーしています。

Friday on my Mind - MonaLisa Twins (Easybeats Cover)

 

 

 3曲目はチャック・ベリーの"ジョニー・B.グッド"で1958年に発売されたシングル曲です。MonaLisa Twinsのライブ演奏は1曲目の"Revolution"と同じステージです。ステージ左でサポートに参加している女性が誰なのか不明です。

Johnny B. Goode - MonaLisa Twins (Chuck Berry Cover) live!

 

 

 4曲目はビートルズが1963年に発表した"This Boy"です。Monaはドラム、ギター、コーラス、Lisaはリードボーカルとギターを担当して多重録音しています。そしてこの曲をレコーディングしたのはどうやらマイアミのスティーブさんというファンの方からギターのプレゼントを小包で送って頂いたお礼としてのものだったようです。

This Boy - MonaLisa Twins (The Beatles Cover)

 

 

 5曲目はビートルズ1965年リリースのアルバム"ラバー・ソウル"に収録された"イン・マイ・ライフ"です。ジョン・レノンの作曲で曲の部分をポールが手伝ったということになっています。曲の後半の間奏にバロック調のピアノが入りますが演奏はプロデューサーであるジョージ・マーティンでありこのアレンジを提案したのも彼だったそうです。

In My Life - MonaLisa Twins (The Beatles Cover)

 

 

 6曲目もビートルズです。1968年に発売されたアルバム"ザ・ビートルズ"の収録曲である"ブラックバード"はポール・マッカートニーの作詞・作曲によるものです。女性を「鳥」になぞらえ「傷ついた翼のまま、夜の闇の中にある光を目指して飛んでゆく」などと描写した内容であり「黒人女性の人権擁護や解放について歌った」とポール自身が語っています。MonaLisaのビデオではMonaがネットのチャンネルのことを「ステイ・チューン」と言ったことをLisaが笑っています。MonaとLisaは10代後半でまだ子供っぽさが残っていてキュートでかわいいですね

Blackbird - MonaLisa Twins (The Beatles Cover)

 

 

 7曲目はバッファロー・スプリングフィールドが1966年にリリースした"For What It Is Worth"です。このライブも"Revolution"と同じステージでしょう。衣装が同じです。

For What It's Worth - MonaLisa Twins (Buffalo Springfield Cover) live!

 

 

 8曲目の"ドライブ・マイ・カー"は"ラバー・ソウル"の1曲目に収録されたビートルズの曲です。リード・ヴォーカルはポールで作詞・作曲もポールの作品です。当時アメリカでビートルズに唯一対抗できると言われたモータウンサウンドのリズム・セクションを積極的に取り入れたと言われています。MonaLisa TwinsのライブではLisaがリード・ヴォーカルをとっています。

Drive My Car - MonaLisa Twins (The Beatles Cover)

 

 

 9曲目は1964年にビートルズが発表した6枚目のオリジナル・シングル曲"キャント・バイ・ミー・ラヴ"です。曲のクレジットはレノン・マッカートニーですが、実質的にはポール・マッカートニーの作品とされています。このシングル・レコードはイギリスで100万枚、アメリカでは210万枚も予約され、史上初めて予約だけで100万枚以上売れたシングル・レコードとなり、ギネス世界記録には史上最も予約枚数があったレコードとして記載されているそうです。MonaLisa Twinsのライブは何かのフェスティバルでの野外ステージに登場したような感じでしょうか

Can't Buy Me Love - MonaLisa Twins (The Beatles Cover) live!

 

 

 10曲目の"ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス"は、1968年に発表された2枚組アルバム『ザ・ビートルズ』(通称『ホワイト・アルバム』)に収録されているビートルズの楽曲で作詞・作曲はジョージ・ハリスンです。ギターソロは、ジョージの親友であるエリック・クラプトンが演奏していますが、ジョージがこの曲の要となるギターの「泣き」が思い通りに弾けず、友人であるエリック・クラプトンに依頼したのですが、当初エリック・クラプトンは、「ビートルズの曲で演奏するなんて恐れ多くて……」と尻込みしており、相当なプレッシャーがかかっていたのですが、ジョージは「これはビートルズの曲ではなく、僕の曲だ。僕の曲の演奏を、僕がやってくれと頼んでいるんだから、気にしないでいいんだ」と説得したそうです。MonaLisa Twinsのカヴァービデオではレコーディング・スタジオでの収録の様子とMona & Lisaが楽器店で楽しんでいる様子を編集されています。Lisaのギターは透明感があってとても良い感じですしMonaのドラムとコーラスも雰囲気抜群で非常に完成度が高いと思います。

While My Guitar Gently Weeps - MonaLisa Twins (The Beatles Cover)

 

 

 11曲目はザ・ビーチ・ボーイズが1966年に発表した"神のみぞ知る"です。作曲はビーチ・ボーイズのリーダーであるブライアン・ウィルソンです。ポール・マッカートニーはこの曲に触発されてスローで美しい"ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア"を書いたと言われています。MonaLisaのカヴァーではLisaが大好きなウクレレを弾きリードボーカル、Monaがギターとバックコーラス、パパ・ルディがベースをそれぞれ担当しています。

God Only Knows - MonaLisa Twins (The Beach Boys Cover)

 

 

 12曲目はザ・ドアーズが1967年にリリースした"People Are Strange"。

People Are Strange - MonaLisa Twins (The Doors Cover)

 

 

 13曲目はビートルズ"デイ・トリッパー"です。1965年リリースのオリジナル・シングルであり両面がA面というもので、片面は"「恋を抱きしめよう = We Can Work It Out"でした。

Day Tripper - MonaLisa Twins (The Beatles Cover) live!

 

 

 14曲目はザ・ローリング・ストーンズが1965年にリリースされたバンドとして初のシングル曲である"ザ・ラスト・タイム"です。作詞・作曲はミック・ジャガーとキース・リチャーズです。

The Last Time - MonaLisa Twins (The Rolling Stones Cover)

 

 

 そしてラストの15曲目はジャニス・ジョプリンの"メルセデス・ベンツ"です。1970年の発表です。MonaLisa TwinsのライブではLisaのアカペラ風の歌い出しから始まり、曲の半ばからアップテンポになりMonaのハーモニカなどと共に会場全体で盛り上がっていきます。

Mercedes Benz - MonaLisa Twins (Janis Joplin Cover) live!

 

 

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My Favorite 13 へ続きます。

 

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