私のお気に入り 《17》
昨年11月にリリースされたキャバーンクラブでのライブ演奏2枚組CDの1枚目ラストの収録曲である"My Generation"です。この曲はイギリスのロックバンドであるザ・フーが1965年に発表した曲です。作詞・作曲はバンドの中心メンバーであるピート・タウンゼントでした。MonaLisa TwinsのライブではMonaがリードヴォーカルをとっていますが、バンドのメンバー全員でエキサイティングな演奏を展開してくれています。
My Generation - MonaLisa Twins (The Who Cover) // Live at the Cavern Club
The Whoによる原曲"My Generation"のライブ演奏です。
マイ・ジェネレイション / ザ・フー
2021年になって最初のMLT Club Duo Sessionからのビデオが公開されました。"Close To You"はMonaLisa Twinsの２枚目のオリジナルアルバムである"ORANGE"の４曲目に収録されている曲です。今回はデュオセッションですからギターとボーカルのみのシンプルなスタイルですが、アルバムバージョンの方はドラムやベース、録音のエフェクトなどが入り、聞きごたえのあるものになっていますので、ぜひ"ORANGE"のアルバムを聞いてみて下さい。彼女たちが作詞・作曲した作品はどの曲も心に響くような良い曲ばかりですのでファーストオリジナルアルバムの"When We're Together"共々お勧めします。（MonaLisa Twinsのhttps://monalisa-twins.com/music-discography/で視聴出来ます。）
Close To You - MonaLisa Twins (Original - Acoustic Version) // MLT Club Duo Session
2021年２月21日、関東地方では季節はずれの暖かい陽気となった日にMLTの素晴らしいビデオが公開されました。The Beatlesが1965年12月にリリースしたオリジナル・アルバム"ラバー・ソウル"のＡ面４曲目に収録の"Nowhere Man"です。邦題には「ひとりぼっちのあいつ」などという安易なタイトルがつけられてしまいましたが、歌詞の内容はジョン・レノンによる哲学的な内容になっています。今回のMonaLisa Twinsのテイクでは主にMonaがリードボーカルでLisaがコーラスという構成になっていますが、このところ発表されるビデオを聞くと彼女たちの音楽的レベルが益々向上しているように感じます。ボーカルも楽器演奏もとても上手いですね。また動画編集も収録過程の演奏を重ね合わせて魅力あるものになっていると感じます。とても良いと思います。大好きです。
Nowhere Man - MonaLisa Twins (The Beatles Cover)
ビートルズの原曲です。
Nowhere Man (Remastered 2009)
キャバーンクラブでのライブ演奏シリーズとしてドノバンのヒット曲である"サンシャイン・スーパーマン"のビデオが公開されました。この曲はまずアメリカで1966年に発売され、翌1967年にイギリス盤がリリースされたものです。http://isovd.jp/favorite_2.htmlで紹介した"キャッチ・ザ・ウィンド"に続きドノバンのカヴァーとなります。実は彼女たちはドノバンと交流があり、彼はMonaLisa Twinsのオリジナル・アルバムを高く評価しているそうです。
Sunshine Superman - MonaLisa Twins (Donovan Cover) // Live at the Cavern Club
ドノバンの原曲です。
Donovan - Sunshine Superman (Audio)b
2021年5月2日に願ってもない素晴らしいビデオが公開されました。MLT Club Duo Sessionシリーズですが、昨年発売されたアルバム"The Duo Sessions"の6曲目に収録されていた"Both Sides Now"です。この曲は以前http://isovd.jp/favorite_9.htmlにてジョニ・ミッチェルの曲として紹介させていただきましたが、今回はMonaLisa Twinsのカバーとして生演奏のビデオです。私はこの曲が大好きで多感な高校生の頃に自宅の窓から雲を眺めながら頭の中のプレイヤーで流れていた事を思い出します。それにしてもMona & Lisaの歌唱とギター演奏には感服してしまいます。
Both Sides Now - MonaLisa Twins (Joni Mitchell Cover) // MLT Club Duo Session
ジョニ・ミッチェルの原曲です。
Joni Mitchell - Both Sides Now (Live, 1970)
５月末日になってLive at the Cavern ClubシリーズとしてThe Kinksの大ヒット曲である"You Really Got Me"が公開されました。1964年にシングルが発売され、全英ナンバー１となった曲です。作詞・作曲はキンクスのリード・ボーカルを担うレイ・デイヴィス=Ray Daviesです。このライブでの演奏は2020年に発売された２枚組のアルバムである"Live at the Cavern Club"の２枚目の２曲目に収録されていますが、2018年にリリースされた"MonaLisa Twins play Beatles & more Vol.3"の４曲目にスタジオ録音で収録されています。スタジオ版も良いですが、ライブですと迫力がありますね。
You Really Got Me - MonaLisa Twins (The Kinks Cover) // Live at the Cavern Club
The Kinksの原曲です。
The Kinks - You really got me (1965) HD
6月半ば、関東地方に梅雨入りが発表された頃にニュービデオが公開されました。今回は珍しくアニメーション作品であり、MonaLisa Twinsの2人が歌詞ビデオとして作成したものです。タイトル曲の"Club 27"は彼女たちのオリジナルアルバムである"ORANGE"の11曲目に収録されたものです。クラブ27とはジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、ブライアン・ジョーンズなどの伝説的なミュージシャンが27歳という年齢で亡くなっていることから発想されたものです。"Club 27"はアルバムの中でも最もアップテンポでグルーブ感のある曲であり、彼女たちが作った歌詞アニメの目まぐるしく展開されるグラフィックがピッタリはまっていると思います。音楽だけではなくビジュアルアートの才能も発揮するMonaLisa Twinsには感服してしまいますね。また今回MonaLisa Twinsの販売サイトでは6月21日までの限定セールとしてCD、DVD、ダウンロード、グッズなどがクーポンコードCELEBRATE27を入力すれば27％オフになるというイキなお商売もやっているようです。
Club 27 - MonaLisa Twins (Original / Lyric Video)
My Favorite 18 へ続きます。